御坂山地紅葉前線
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
昨日、安曇野市豊科近代美術館で開催中の
「絆 山との対面
〜今よみがえるモノクローム山岳写真の証言〜」
を見てきました。
ほぼこれだけのために豊科まで往復。
高速道路料金は片道1000円ではあるのですが、
間違いなく地球温暖化に協力してるなぁ〜
と思う今日この頃(^^;
この展覧会では、
山岳写真史研究家の杉本誠氏が収集し、安曇野市に寄贈された
モノクロームの山岳系写真の数々が公開されています。
要するに「寄贈記念特別展」というわけ。
内容説明には、「現在活躍中の水越武まで・・・」となっていますが、
展示の中心は、野齢蔵・志村烏嶺・冠松次郎など
山岳写真黎明期の写真家の作品が中心です。
杉本氏は、
それらの写真の原版(多くはガラス乾板)を所有している方々を訪ね、
良質のモノクロームプリントを仕上げて保存。
さらにインタビューや現地取材によって
当時の背景・状況をよく調査するという仕事を
されています。
いままであまり意識していなかったのですけれど
これら黎明期の山岳写真の研究、保存、展示には
この杉本氏の力が非常に大きかったようですね。
作品は書籍で紹介されている有名なものも多く、
他の展覧会で見たことがあるものも多いのですが、
それでも改めてそのクオリティーの高さに驚いてしまいます。
どのくらいクオリティーが高いかっていうと
女学生の登山記念集合写真で
「あっ、この娘可愛い!」
と判断できるほど、写真が鮮明なんです。
当時、山の月刊誌「岳人」の編集部に所属していた杉本氏が
「原板」探しに拘ったのは、
1910年代刊行の「高山幽谷」と題された
ほぼオリジナルプリントで構成された作品集を見て
ヴィンテージプリントの力を感じたからなのだそうです。
そういう意味で、杉本氏の苦労の意味は
私のようなものにも十分に伝わっているといえるでしょう。
あと、今回の展示で特筆すべき展は
展示枚数の多さです。
後半はかなりばて気味でした(笑)
かみさん連れだったので、
(おそらく、おもしろくないだろうな・・・と)
気を遣ったせいもあります。
公開中の映画「劔岳」に登場する宇治長次郎の写真も
2枚ありました。
あの写真は見たの初めてだったかも。
今回の収穫の一つです。
田淵行男記念館が第2会場となっており、
田淵行男のモノクローム作品を網羅的に
展示しています。
●会期:平成21年7月18日(土)~8月23日(日)
(田淵行男記念館は7月7日~9月6日(日))
●料金: 一般700(600)円・大高生500(400)円
小中生300(200)円
※( )内は20名以上の団体料金
※田淵行男記念館との2館共通券
豊科近代美術館には
高田博厚彫刻作品、宮芳平絵画作品が常設されています。
土門拳像などもあります(^^)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
いよいよ夏山シーズンの幕開け、
3連休でもう山に出かけられている方も
いらっしゃるのでしょうね。
でも、気をつけなければならないのが
登山事故・・・遭難です。
今年は中高年の登山事故が
かなりのハイペースで起こってます。
富士山五合目での
運の悪い落石事故は別にしても、
先日は大雪山系で10人が死亡。
それにしても、
登山ツアーってのも恐ろしいですよね。
登山客15人にガイド4人だったのかな。
1人脱落、もう1人脱落していく中で、
最終的には、
パーティーがバラバラになっちゃったみたいで・・
でも、よく考えてみれば
そういう危険ははらんでいるんですよね。
もともと運命共同体として組まれた
パーティーじゃないんですから。
一人のために皆が犠牲になってもよいという
パーティーじゃない。
例えば一人が脱落しても、
あとの客が登りたいということなら
前進しますものね(^^;
いくらガイドを伴ったツアー登山といえども
しっかり自分で下調べして、
何が起こっても対処できる準備と装備を
しておくべきなのでしょう。
逆に言えばツアーってはシンドイですよね。
「かったりぃなぁ〜」程度で
気がるに途中で自分だけ止められないですから。

【写真】MINOLTA X700 Kodak Tri-X.
初めての山 (1982) 槍ヶ岳
という私も、初めての北アルプスでは
めっちゃ軽装で走り回ってました。
結構な暴雨の中でもへっちゃらで
行動していたのですが
営林署の制服だったので、
他の登山客からは
「あの人は山のベテランだから大丈夫なんだ」
と思われていたフシがあります(^^;
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
【写真】立山の朝 雷鳥平 2000.7.26
EOS-1 EF24-105mm RVP
映画の最後に
「何をやったのかが大事なのではなく
何のためにそれをやったのかが大事なのか」
というテロップが流れます。
「何のためにやるのか」ってのが、
この映画のテーマの一つだと思うんですね。
でも、その結論が明確に表現されている訳ではないので
人によって受け取り方が様々なのだろうだと思います。

【写真】朝日を浴びる奥大日岳 雷鳥平 2000.7.26
EOS-1 EF80-200mm RVP
「なぜ山に登るのか」っていう問いには
エベレストを目指した登山家「マロリー」の
テキトーな答えがあまりにも有名なんですが
映画の中でも、
測量士の柴崎、案内人の長次郎、登山家の小島烏水
それぞれが、違う目的で劔岳を登ります。
柴崎は
劇中の小島烏水の言葉を借りれば
「ただ地図を作るためだけに」
本人としてもおそらく、
それが使命と信じているのでしょう。
けれども彼の所属する陸地測量部の目的はかなり違う。
前人未踏の劔岳初登頂を果たし
「名誉」を得るのが一番の目的。
柴崎はそんな上層部の考えを気にしないような態度で、
山をひたすら歩き、測量を進めます。
案内人の長次郎は、
目的を持った人をその山に登らせるのが
自分の役割と考えているようです。
山岳会の小島は、
それこそ、だだ山に登るためだけに山に登ります。
あるいは、
登山家としての名声と名誉を得るためでしょうかね。
劇中の柴崎の言葉を借りれば「遊びで・・・」です。
「遊びで・・・」っていうのを
日本人は蔑む傾向にはあるんですよね。
「仕事のほうが偉い」とね。
【写真】劔岳 2000.7.27
EOS-1 EF24-105mm RVP
宮崎あおい演じる柴崎の妻、葉津よが
荷物をまとめている柴崎に
「本当は好きなくせに・・・」
とつぶやくシーンがあります。
「何が好き」なのか、
明確には描かれてなかったと思うんですが、
「仕事だ、仕事だ、大変だ、大変だって言ってっけど、
あんたあちこち山登って、測量すんのが好きなんじゃねーか」
って、私には聞こえました。
難しい顔をしてわらじを編んでいる長次郎にも
おかみさんが声をかけるんですよね。
「なんか、楽しいみたいね・・・って」
結局、
みんな山登るの好きなんですよね(^^;
好きな山で、自分が意義があると認める仕事ができて
生活が成り立つようなお金を得ることができる
などというのは幸せなことです。
宮崎あおい・・・じゃなかった
葉津よは「好きなくせに」のあと
「何でもありません」って続けるんです。
全く出来た女房です!(爆)
きっとこれ「監督の願望」なんじゃないかと(笑)
冒険が好きなんです。
それをわかっていながら、
「仕事大変だね〜」って
送り出す。
大人な女房です。
でも史実では、
当時の葉津よは18歳
とっても、
そんなことは
出来そうにないですけどね(笑)
ただ、映画を創るためだけに
劔・立山を歩き回り撮り回った撮影隊。
測量さながらに大変な作業だったと思います。
お疲れ様でした・・・
でも、楽しかったんだよね・・・きっと。

【写真】みくりが池 2000.7.25
EOS-1 EF80-200mm RVP
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ようやく見に行きました。
富士駅前のショッピングセンター「パピー」の5Fのシネコン。
「パピー」は既に閉店、閉鎖が決まっており、
残っているのはこのシネコンだけ。
1〜4Fは無人のフロアでして
これがまたなかなかシュールな空間となっております。

【写真】富士市・パピー1F
シネコンの入る5F以外はがらんどう。
映画の方も、客は10人もいなかったかな。
鑑賞するには好都合だけれども
土曜日の午後でこれでは
映画館としては流石に厳しいでしょうねぇ。
フジテレビ系ということもあって、
公開前にはTVでかなりPRしてました。
公開当初はそれなりに入ったのかもしれないけど
今の時期になって見るのは、
山好きな人だけなのかもしれません。
自分にとっては
室堂、立山、劔沢、池ノ平
さらには明治村・・・と
すべてが懐かしく
また登りたい気にさせてくれる映画でした。
記録を見てみると一番最近、劔・立山に出かけたのは
2000年の夏・・・・もう10年です。
当時はかなり真面目に、山行記を書いていました。
室堂雷鳥平定着散歩の記録です。
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
【写真】劔岳 別山から
TOYOFIELD 45A2 NIKKOR-W150mm F5.6
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
G4のハードディスクが調子良くなかったので、
すべてをインストールし直し。
実質スキャン専用マシンとして立ち上げ直しました。
快適です。
iMacを購入したときには
下取り価格があるうちに売ってしまえと考えていたんですが、
iMac一台では非力でなんとも・・・
老兵G4ですが、
当分はこの用途で活躍し続けそうです。
これで、G4でスキャンしながら
iMacでレタッチやら原稿作りなどしながら
さらにVAIOノートで町内会の仕事をする
というような体制が整ったのですが・・・
人間のほうに、
3つの仕事を同時進行する能力が無いのよね(笑)

【写真】徳本峠小屋にて 1982年8月
Minolta X-700 35-105mmズーム
Kodak Panatomic-X
私の山への関わりの始まり、営林署の自然監視員時代の一コマ。
Panatomic-Xというフイルムはコダックの低感度微粒子フイルム。
いま、改めて高解像度スキャンをしてみても、
かなりの解像力であり微粒子感がある。
当時はもちろん有名なTryX含め、沢山のフイルムを試していた。
最終的には使いやすいネオパン400に決めて、
100feet巻を買って、パトローネに巻き直して使っていた。
デジタル世代の人にはナンのことやらわからんでしょうけど。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
昨日はTVでダ・ヴィンチ・コードを見ました。
実はこれ、劇場に見に行ったんです。
でも、う〜ん、筋書きほとんど忘れてました(爆)
もちろん見たら、
「ああこうだったこうだった」と思い出しましたが。
結構展開が複雑だったから・・・覚えていられなかったんだろうか。
読んだ本の内容とかも
最近、ほとんど覚えてないんですよねぇ・・・
ボケの信仰が激しいわ。
いま第二弾の「天使と悪魔」が公開中。
時間があれば見に行きたいですけど
どうせ忘れちゃうんならいいかな・・・とも(笑)
あと、見に行きたいのは
「劔岳・点の記」ですかねぇ。
こちらは、本当に見に行きたい。
原作は新田次郎。
新田次郎の本は随分読みました。
数えたら手元に文庫本が22冊・・・

山岳小説はその山に登って読むのが好きでした。
雨を吸ってずいぶん膨らんでしまった本もあります。
「劔岳・点の記」も劔沢とかで読んだのかなぁ・・・
四半世紀も前の話なので、もう覚えてはいませんが。
「ヤマケイ」6月号は劔岳特集。
今日、本屋でパラパラ捲ってみました。
あまり読む気はなくても、とりあえず買っちゃっとこう
なんていうことを最近やりがちだったのですが、
今は緊縮財政のため、立ち読みのみです。
まぁ実際には読むところほとんどないんで、
それでなんら支障はないんですけれども。
あっちこっちで劔岳特集。
今年、きっと劔岳混むんでしょうね。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
御坂天下茶屋から黒岳を往復してきました。
【写真】天下茶屋前から富士山
α700 Vario Sonnar T*DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA
最初は黒岳まで行く気はなかったんですけど
天気が良く、気分もよかったもんでつい。
でも、ダンダン暑くなってきて・・・ふぅ。
【写真】 黒岳からの富士
α700 Vario Sonnar T*DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA
芽吹の季節。
若い緑が輝いています。
林床には、
タチツボスミレ、
エイザンスミレ、
旧御坂峠近くでは、
思いがけずカタクリに出会えました。
フィニッシュは天下茶屋にて「ほうとう鍋」
【写真】天下茶屋・・外側新しくなってました。
というよりバイクが渋かったので反応(笑)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
先日、野口健氏の後講演会があったので、聞いてきました。
野口さんはゴミを拾う登山家です(笑)
八ケ岳硫黄岳・・先月、私と同じ日に登っているんですよね。
数分違いで出会えなかったんです。
その後ろを歩いていたテレビ東京の撮影クルーと
夏沢峠で一緒になった。
野口さんは、最近はメディアへの露出も多いので、
その人となりをご存知の皆様も多いでしょう。
まっ、その通りの人でした。
講演のテーマは
「富士山から日本を変える」
です。
有名な話も含めて、
話がアチコチ飛んで少しややこしかった。
でも全体を通して笑いが絶えず、
とても良い雰囲気の講演会でした。
そのなかで「いい話」・・・というか、
今回のメインは下記のような話です。
(記憶で書いているので多少違うかも)
エベレストの清掃登山って、
考えてみれば命がけで
シェルパのヒトが、
何人か亡くなっているんだそうですね。
でも、もともとネパール人ってのは、
公共の場所を綺麗にしようとか、
自然の中にゴミがあっちゃいけないと考える
「文化」がないんだそうです。
だから汚くてもなんとも思わない。
それでいて清掃登山に関わるのは、
お金で雇われているからであって、
それに意義を感じたからというわけではないんです。
野口さんも一度は
「エベレスト清掃は、人の命を失わせてまで、
やる仕事じゃないんじゃないか」
と考えたそうです。
だからシェルパの村で、まだ小さな子供を抱いた
亡くなったシェルパの奥さんと会ったとき、
当然「夫を返せ!!」と
罵倒されるに違いないと思った。
そりゃそうですよね。
でも、思いがけずこう言われたんだそうです。
「亡くなる前、夫はこの子に何度もこう言った
『お父さんはネパールのシンボルの
エベレストを綺麗にする仕事をしている。
今はネパールはゴミだらけで汚い。
でも、このエベレストを綺麗にすることで、
綺麗にすることは素晴らしいことだという認識が
国中に広まって、
ネパール人の意識が変わるんじゃないかと思っている。
ネパールは綺麗な国になるぞ。
エベレストからネパールを変えるんだ。
そのためにお父さんは働いている』と。
だから野口さん、清掃登山をやめないでください」
いつの間にか、
シェルパたちの意識は変わってたんですね。
自分達の村でも
ゴミを集めて処理をする仕組みを作りはじめていた。
ええ話やなぁ(T_T)
でもってこれが
「富士山から日本を変える」
という今回のテーマに繋がるわけ。
ほんまかいなとおもうほど、
ちょっと「でき過ぎ」の感ありですが(^^;
なかなかできないんだよね、登山中のゴミ拾いって。
人のゴミまでってのは・・・自分だけで精いっぱいだからさ。
自然風景を撮影中、画面内にゴミが入ってしまう場合には
それを取り除いたりはすることはあるけれど
回収して帰ってくるってことは正直言ってほとんどしない。
ああ、やらなきゃなぁ・・・って思いはするんです。
思うだけではダメですね。
富士の巻狩まつり 白糸の滝灯回廊 2007.9.8
| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)
EOS5Dmark2 | GPS | LUMIX LX3 | α700 | お知らせ | グルメ・クッキング | スポーツ | ニュース | パソコン・インターネット | ファッション・アクセサリ | フイルム、銀塩 | レッドデーターブック | 仏像 | 住まい・インテリア | 写真・カメラ | 切手・葉書・スタンプ | 富士・富士宮 | 富士山 | 心と体 | 戦国武将 | 携帯・デジカメ | 携帯電話 | 文化・芸術 | 旅行・地域 | 日記・コラム・つぶやき | 映画・テレビ | 書籍・雑誌 | 望遠マクロ | 東海道 | 登山 | 神社・仏閣 | 祭り・イベント | 科学 | 経済・政治・国際 | 美容・コスメ | 自然・花・風景 | 自転車 | 芸能・アイドル | 趣味 | 鉄道 | 長崎 | 音楽
最近のコメント