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仏像

2017年10月29日 (日)

東京国立博物館「運慶展」

東京国立博物館で開催中の「運慶展」を10月21日に観てきました。
 
 
  
 
 仏像マニアでは全くないので、休日に東京の博物館までわざわざ 仏像を観に行くってのはなかなか無いことでありますが、それほど今回は観に行きたかったということです 。
 
 
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午前10時頃にはこんな行列
金・土は夜9時まで開いているということで、
ゆっくり見るには6時過ぎてからのほうがいいかもです。
 
 
鎌倉時代の仏師運慶
 
 運慶の作品と言われている像は31体(諸説有り)と言われておりますが、今回の運慶展ではそのうち22体が展示されるという、運慶展としてはこれまでで最大のモノなのであります。いわば運慶祭り
 
 
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 もちろん22体では少なすぎるので、運慶の作品の他、父・康慶、息子の湛慶、康弁の作品も展示され、いわゆる運慶流の仏像がどのように生まれ、そして継承されていったかがわかるように工夫されています。
 
 一方、運慶と並び称される慶派の仏師「快慶」の作品は、今回展示されていません。運慶の兄弟弟子である快慶は、運慶とは作風を異にしています。今回の展示は、それを対比して並べるより、より運慶的な作品を多く並べたのでしょう。
 で、運慶が制作に携わった最も有名で、かつ現存する最大の作品も展示されてはおりません。金剛力士立像、高さ約8.4mは流石にでかすぎたのでしょうか。
 
 
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 静かでありながら、その内面がにじみ出てくるような表情。あるいは今にも動き出しそうな動感躍動する筋肉浮き出す血管風になびく衣。運慶の作品は仏と言うより生きてる人間を写実的に表現しているという印象を受けます。宗教上の制限がいろいろとあったことは想像できますが、その中でできる限りの表現を試みた。仏師であり彫刻家。そして、職人というより芸術家
 
 
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 運慶の仏像には思わず見入ってしまいます。いや魅入られてしまうと言った方が正確かもしれません。そういうことは滅多にあることではなく、比較的見る機会の多い西洋の彫刻とか、近代の例えばロダンとか、日本で言えば高村光太郎とか、荻原守衛とか、もちろんこれらはブロンズなのでものは違うのですけれど、そういうの観ても大して感じるものはないんです。あたし、感受性低いので。ところが運慶の像には引き込まれる。まぁもともと、アッチの世界に引き込むための宗教装置としての位置づけもあるので、そういうことになっているのかもしれませんが。
 
 
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思わず公式図録を買ってしまいました
 
で、ついでにポストカードとそのA4版を購入。
ポストカードが120円で、A4版が400円だったかな。
 
実はあたしも、滋賀県の医王寺というお寺の仏像の写真をそこでの販売用に使って頂いているのです。でも、インクジェットで少量づつ印刷しているので、とてもコストがかかってしまうのです。黒インクなんかA4 10枚持たずに終わってしまうので、とても400円というような価格では出せないんですよ。
 
今は「光沢」指定で注文が来てしまうので、いわゆる写真仕上げ的な用紙でプリントしているのですが、フォトマット用紙でのプリントなら材料費が半額くらいにはなると思うので、将来的には検討してみようかと思っています。オフセット印刷には敵いませんが、法外な価格にはならなくて済む。最大の問題は、顔料プリンタを再導入する初期投資・・・(^^;;
 
話が脱線しましたが、運慶展は11月26日まで開催中。
機会があれば是非。
 

2009年10月 4日 (日)

ガンダーラ ー仏像のふるさとー@平山郁夫シルクロード美術館

撮影をきっかけにちょっと「仏像」に興味。

雑誌を買ったことはここにも書きました。


で、今日は八ヶ岳山麓にある
平山郁夫シルクロード美術館」に

ガンダーラ ー仏像のふるさとー」展を
             見に行ってきました。


釈迦をはじめて人の姿で表した仏像誕生の地が
「ガンダーラ」なのだそうです。

ガンダーラは、
現在のアフガニスタン東部、パキスタン北西部にあった古代王国。

もともと仏教は、
仏陀そのものの偶像崇拝は否定していたのですが、
ガンダーラでギリシャ文明と出会ったことで、
いわゆる仏像が生みだされたということのようです。

当然、このガンダーラの仏像は
    ギリシャ、ローマの彫刻に極めて近い。

なんというかその・・・イケメン揃い(^^;
 
 
湖北・渡岸寺の国宝の十一面観音像
   腰のひねり、腹部のふくらみなどが
    よくミロのビーナス像に喩えられるのですが、

これは、ガンダーラ時代からおよそ1000年を経て、
  かすかに残っていたギリシャ彫刻のDNAが
    湖北の地で超隔世遺伝的に現れたのだと
        言ってもよいのかもしれません。


ところで、ガンダーラ仏教全盛時代、

 古来から信仰されていたギリシャの神々は
   抹殺されたのではなく
     仏陀に使える仏に変化してるんですね。

  その変化の変遷も、残された仏像は伝えています。


  ヘラクレスは、執金剛となり、その後金剛力士に。

  最近盛り上がっていた「阿修羅」だって、
      もともとは別の宗教に登場する神様ですものね。


 当時の仏教の寛容性というか、いい加減さというか

     その、なんでもあり加減は、半端じゃないです。


これは仏教が
 適当な宗教観を持つ日本に
  深く浸透することができたことの
         一つの理由なのかも・・・(^^;
 
 
でも、この辺のいい加減さが、
  少しでもユダヤ教やイスラム教にあれば

 今日の宗教紛争はの状況は
  ずっと穏やかなものになっていたような気がします。
 
 
 
さて、この美術館
  もちろん平山郁夫氏の絵も展示されています。

なかでも、シルクロードを往くキャラバンを描いた
四曲一双の「大シルクロードシリーズ」が

2Fの広い展示場で「昼」と「夜」を相対する形で
展示されており、大迫力、圧巻でした。

これは、本やポスターでは味わえないですね。


美術館の場所は甲斐小泉駅の真ん前です。

近くにお出かけの際はぜひ。
 
 
20091004p1020414

美術館と小海線の線路の間が中庭状に整備されていて
椅子やテーブルが置かれています。

ここは美術館に入場しなくても入れるので
ちょっした休憩にお勧めです。

2009年9月30日 (水)

竹田城址 「雲上夢舞台」@富士フイルムフォトサロン

今日、NHKの夜のニュースで「仏女」特集してました。

ブームは、結構広まり深まりを見せているようです。

先日コンビニで
「一個人11月号」を買ってしまいました。
 
 
保存版特集「京都の仏像」(^^)

仏像の基本の解説などもあり
初心者用の読み物として結構有効だと思います。

おすすめ・・・かも。


で、仏像とは関係ないんですが。
トップページに、
日本の風景遺産「竹田城」が載っています。

この竹田城、
兵庫県朝来市にある
石垣だけが残っている山城跡なのですが
その姿はまるでマチュ・ピチュのよう。

「強者どもが夢の跡」

城や塀が無く、石垣だけの姿であるが故に
むしろ想像力をかき立てられ、
耳を澄ますと
戦の声が聞こえてくるようです。

黒澤明監督の影武者や、
角川映画の天と地との映画のロケ地としても
使われたようで、

以前から、有名だったのでしょうが、
私は全然知りませんでした。

最近、ちょくちょくと名前を聞くのです。


昨日、雑用で東京に出かけたついでに
ミッドタウンの
 富士フイルムフォトサロンに立ち寄ってびっくり\(◎o◎)/!

なんと

いかるが幹 写真展
竹田城址 「雲上夢舞台」

をやっておったんです。

何かの縁かのぉ
  と思いながら覗いて来ました。
 
 
いやぁ素晴らしいです。

雲海に浮かんだ城址・・・まさに「雲上夢舞台」

東京展は10/1までなのでもう終わってしまいますが

大阪展が  10/9〜15
名古屋展が 2010年の1/22〜28
(いずれも富士フイルムフォトサロン)

で開催されるそうです。

お近くの方は是非。

Img048
 
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/竹田城
http://www.city.asago.hyogo.jp/kankou-jouhou/shiseki_takedajo.html
http://1st.geocities.jp/golden_shiro/1takeda.html
http://www.asahi-net.or.jp/~ju8t-hnm/Shiro/Kansai/Hyougo/Takeda/

2009年9月22日 (火)

医王寺の観音様

滋賀には
先日撮影し制作注文を受けた観音様の写真を届けがてら
かみさんを連れて観光も・・・という目論見で出かけました。

大津の雄琴温泉で1泊。

比叡山延暦寺に寄るつもりだったのですが、
件の渋滞で、夕方にホテルに着くのがやっという有様。
 
 
翌日は雄琴から右回りで湖北へ、
 
 
さて湖北地方・・・
余呉町、木ノ本町、高月町といった辺りは
観音様の町として知る人ぞ知る地域となっています。
 
 
先日このブログに書いた
井上靖著「星と祭」の舞台でもあります。


観音様の写真撮影のクライアント様は
木ノ本町の医王寺という小さな無住のお寺。
 
 
ここには重文の十一面観音立像が祀られ
その地域の方たちの手で護られています。
 
 
20090920dsc04853_2

【写真】医王寺 
 α700 Vario Sonnar T*DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA


販売用の写真のクオリティーを上げたいということで
  美濃のmasahiさんを通して頼まれたお仕事です。

まぁクライアント様に期待して頂いた程度のものは、
 なんとか出来たのではないのかなと思っております。
 
Dsc04890
 
 
湖北の観音様めぐりをされる方は、
医王寺にも寄って頂いて、
是非、写真を購入下さい。
 
追加で注文がないと大赤字なので・・・(爆)

ちなみに販売は医王寺のみ、
 当方では販売しておりませんのでご了解下さい。
 
 
いままでの写真もまだ在庫があるそうなので
まずは、そちらを完売してから・・・
           なんて話ですけどね(笑)
 
20090920dsc04864

【写真】医王寺のある木ノ本大見地区を流れる高時川の風景
  α700 Vario Sonnar T*DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA
 
 
そんなわけで、仏像撮影を承っております。

厨子に入って光線状態が悪い仏像でも撮影が可能です。

パンフレットの写真にご不満のお持ちのお寺様。

最近は仏像ブームで、ブレイクのチャンスです。

写真を変えてみては如何でしょうか。

その際は、ぜひご用命下さい!(爆)

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