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2018年9月 9日 (日)

初めての沖縄 ⑨ 薩摩藩の琉球侵攻と今帰仁城

 琉球北部を支配した北山の王城今帰仁城 (なきじんじょう)」は、1416年、後に琉球王国の2代目の王となる、中山の尚巴志王(しょう はしおう)が率いる連合軍に攻められ落城しました。
 
 
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今帰仁城 正門付近
 
 
 琉球が統一された後は首里城から派遣された監守が置かれ、今帰仁城は引き続き本島北部支配の中心として機能していたようです。
 
 
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今帰仁城 主郭
 
 
そのおよそ200年後・・・
今帰仁城は薩摩軍の侵攻を受け、再び落城の憂き目を見ることになります。
 
当時薩摩藩は、朝鮮出兵や関ヶ原の戦いで国力が低下し、財政難に陥っていました。
 
そこで、中国交易の利権獲得などを狙い、家康の許可をとり付けて、琉球征伐を実行したのです。
 
 
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今帰仁城 正門前
 
 
 1609年3月、薩摩軍の琉球王国への侵攻が開始されます。Wikipediaによると「総勢3000人、80余艘であった」とあります。薩摩一国だけということもあり、そんな大軍勢というわけではないですよね。
 
薩摩軍は奄美大島、徳之島、沖永良部島と次々に攻略。
 
とはいえ激しい戦いがあったわけでは無く、例えば大島の按司は首里を見限りさっさと薩摩に味方しちゃったりしています。
 
 
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運天園地から古宇利大橋を望む。
この右手に運天港、運天の集落があります。
ここに薩摩軍がまず上陸
 
 
 3月25日、薩摩軍は、ついに沖縄本島、今帰仁の運天港に上陸
 
 本来なら今帰仁の守備の要であるはずの今帰仁城ですが、「27日には今帰仁城に行ったが、既に空だったので放火した」と琉球出兵に従った肝付兼篤からの書状に書かれているようで、どうやらさっさと敵前逃亡してしまったようです。
 
 
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今帰仁城から海を望む
 
 
 結局、琉球王朝は薩摩に降伏し、その支配下に置かれることになります。
     薩摩出兵後、わずか一ヶ月で・・・・です。
 
 
 琉球王家は存続したものの、今帰仁城はそのまま廃城となり、周辺の住民も海岸の方へと移っていったということです。
 
 
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今帰仁城

 
 
 この琉球の薩摩侵攻の時代はNHK大河ドラマでも描かれています。1993年1月〜6月に放映された『琉球の風 DRAGON SPIRIT』がそれです。ですが私には全然記憶にありません。前年放映の、緒方直人の信長『 信長 KING OF ZIPANGU』 や、同年7月から放映された、奥州藤原三代を描いた『 炎立つ』は観ていた記憶があるのに・・・です。興味が無かったのでしょうね。要するに、沖縄に対する興味がそんなもんだったってことです。ちなみに、『 琉球の風』は 、沖縄県では第1回の放送の視聴率が82%に達したそうです(Wikipedia情報)
 
 
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今帰仁城
  
 
 それにしても、琉球軍はなぜろくに戦うこともせず、簡単に征服されてしまったのでしょうね
 
 琉球王国の尚永王が1588年に死去。尚永王には後継者がいなかったため、首里尚家に代わり傍流の浦添尚家から尚寧が琉球王を継いでいたんですね。なので、権力基盤も脆弱で、おそらく王の人望も無かったのでしょう。
 
もちろん、頼みの綱「明」の国力が低下しており、薩摩を牽制することができなかったというのも、理由の一つだと思います。
 

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