静岡県立美術館で開催中の展覧会
「風景ルルル」に行ってきました。
副題は
「〜わたしのソトガワとのかかわり方〜」
なんだそれ?
なんていうタイトルですが、
実はどうしても行きたかった展覧会で
楽しみにしてたんです。

【写真】静岡県立美術館付近 2008.11.24
α700 Vario Sonnar T*DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA
現代作家8人の展覧会。
絵画あり、写真あり、インスタレーションあり。
印象としては、よかったです。
写真は鈴木理策氏と佐々木加奈子さん
鈴木氏は2000年の木村伊兵衛写真賞受賞作家。
昨年、東京都写真美術館で
個展「熊野、雪、桜」を開催しています。
たまたま東京に出張だったので、見に行きました。
ちょっとした浮遊感覚が味わえる「展示の仕掛け」がされていて、
なかなかええ感じでした。
佐々木加奈子さんは名前知らなかったんだけれど
たぶん印刷物で、写真は見てるんでしょうね。
「すんません・・・」
って、謝ることたぁないか。
さて、最初の展示室。
高木紗恵子さんの絵画(っていうのかな)が壁に展示され、
照屋勇賢氏のアートが、部屋に置かれた机の上に。
観客をアート空間に連れ込む導入部として
とってもいい感じの構成。
高木さんの絵はエナメルや水晶などを使った立体的なもの。
これはねぇ・・
写真だとか、ネットでは、伝えられないモノですよね。
ほとばしる勢いが伝わってくる。
それに、なによりも「基本的にキレイ」というのがいい。
現代アートはなんだか解らないものも多いけれど、
とりあえず「キレイ」だと納得できちゃうってのはあります。
で、ここだけ見て、ちょっと不安になりました。
鈴木理策氏の写真って、
この空間で太刀打ちできるんやろか・・・(^^;
全くもって大きなお世話(笑)
熊野を撮影した「海と山のあいだ」から9点が展示されていて
とりあえず、理策ワールドは展開していました。
ただねぇ・・・
写真ってどうしてもお手軽感がぬぐえないんだよね。
絵画、彫刻の類と並べられちゃうと。
佐々木加奈子さんの写真はよかった。
あの〜、あれですよ。
佐々木主浩と結婚して、佐々木加奈子さんになった
榎本 加奈子さんとは別人ですよ。
って、そんなこと誰も思わないってか。
彼女、自分が被写体になって、死体を演じてます。
歴史的に有名な場所などに
自分を写し込むのが作風なのだそうです。
ビデオ作品もなかなかユニーク。
自然風景に人物を取り込んで描く小西真奈さん。
あの~、あれですよ。
女優の小西真奈美さんとは別人ですよ。
って、そんなこと誰も思わないってか。
しつこいですね・・・すみません。
小西さんの絵、フツーの風景なんです。
「あ〜こんな感じ、あるよね」
そんな懐かしい感じが、
心を落ち着かせます。
遠目にみると写真よりもリアルと思えるのですが、
実際はかなり大胆なタッチで表現されているんです。
うーん。
リアリティーは精密さから得られるわけじゃぁないんですね。
画素が多いほどいい写真が撮れるなんてことはない
ってのを実感します・・・関係ないか(笑)
本展とは別に展示されている
静岡県美所蔵の名品と「風景ルルル」出品作家の作品とのコラボレーション企画
「Resonanceー共振する感覚」も必見。
なかでも相対して展示されている内海聖史さん「三千世界」と
小松均のどでかい「赤富士」のコラボレーションは
なかなかのアイデアでした。

【写真】静岡県立美術館付近 2008.11.24
α700 Vario Sonnar T*DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA
エントランスホールでは
草間彌生の「水上の蛍」という作品を見ることができます。
暗い部屋にはいるんだけど、
一人(というか一組)づつしか入れないんです。
足踏み外してドボンと逝かないように・・・
って感じの展示物(笑)
彼女の作品も昨年、松本美術館で見ておりまして
またこれも出張ついでなのですけれど、
怪しい、ちょっとアブナイ感じが気にいりました(笑)。
「風景ルルル」
変なタイトルの展覧会ですが、
取っつきやすい作品展示だと思いますので
ぜひお出かけください。
静岡県立美術館
12月21日までです。
最近のコメント